受講レポート

「TAマインドフルネス」講座(第4回)に参加して

交流分析士インストラクター 河村庸子

 

第4回も呼吸法や瞑想の練習をしました。

本講座では瞑想を「気軽に~ 気楽に~ 気長に~」続けましょうと言っていますが、「毎日習慣化するのが難しい」という方が多いのも事実です。

 

「瞑想」の目的や効果を知ることによって、習慣化が簡単に感じられる人もいると思うので、今回は学んだことの中から「なるほど~」と思った「瞑想」の意味についてお伝えします。

 

私たちは、「外で起きていること」に意識を向け一喜一憂して生きてきましたが、「本当の自分」を生きるためには内側に意識を向ける必要があります。「瞑想」は本当の自分に近づく方法の1つなのだと私は理解しています。

 

◆「瞑想」とは・・・

「内側に意識を向けて、座っている」状態です。5分でもよいので「瞑想」の形をとること自体は難しくありません。

 

◆「瞑想の目的」は・・・

本来の自分(純粋意識)に到達することで、純粋欲求(閃き)がわかるようになる。

つまり、考えない=ジャッジしないことで、気づきが起きる状態になることです。

 

◆「瞑想を習慣化する」意味を「脚本」という文脈から考えると・・・

自分の内面に意識を向け本当の自分を見つめることで、「脚本」の外にいる時間を過ごすことです。

 

私たちは、起きてから寝るまでずっと外に意識を向けて生きています。但し、外に意識を向けたまま「脚本」を見つめても他の脚本で別の脚本を見つめているに過ぎず、これでは「脚本」から抜けられません。「瞑想」を習慣化することは、「脚本の外にいる時間」を長くするという意味があります。

 

瞑想を「脚本の解放」という点からみると、

瞑想が必ずしもネガティビティを直接解放するわけではないとしても、少なくとも緩める効果がありそうです。

「瞑想」は、「本当の自分を生きられる状態」に近づく日常的に使えるツールだと思います。